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代謝機能研究チーム・メタボローム解析研究チームの論文が
JBC Paper of the Weekに決定
平成19年5月9日

代謝機能研究チームメタボローム解析研究チームの研究成果がJBC Paper of the Week(5月18日発行)に選ばれました。
JBC Paper of the Weekは、JBC(Journal of Biological Chemistry)に掲載される年間6000を超える中から、そのトップ1%にあたる論文が選ばれます。

研究チームは、この論文で、植物のフラボノイド成分パターンを決定する重要な酵素がUGT89C1であることを明らかにしています。公共データベースの利用と遺伝子共発現解析によって、シロイヌナズナのフラボノイド成分パターン決定に関連する配糖化酵素(UGT)遺伝子を効率的に選定し、最も可能性の高いUGT89C1遺伝子を発見しました。さらに、この遺伝子が機能しない変異株では、フラボノイドの一つであるフラボノールのうち、7位にラムノースを付加したフラボノールが欠損し、野生株には存在しない新規のフラボノール化合物が蓄積していることを突き止めました。植物のフラボノイド成分パターン決定の鍵となる酵素を明らかにした、重要な研究成果です。

JBC Paper of the Weekに選ばれた論文:
"Identification of a flavonol 7-O-rhamnosyltransferase gene determining flavonoid pattern in Arabidopsis by transcriptome coexpression analysis and reverse genetics"
Keiko Yonekura-Sakakibara, Takayuki Tohge, Rie Niida, and Kazuki Saito
J. Biol. Chem. 2007;282 14932-14941

Papers Of The Week紹介記事:
The Analysis of a Glucosyltransferase Gene
J. Biol. Chem. 2007;282 e99914


プレスリリース(2007年2月22日)
「植物のフラボノイドの構造を決定する酵素を発見」