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メタボローム基盤研究グループおよび基礎代謝研究チームの論文が
植物バイオテクノロジー分野の2006年の最頻度引用論文に

メタボローム基盤研究グループおよび基礎代謝研究チームの論文が、植物バイオテクノロジー分野2006年の最頻度引用論文にランクされました。

これはNature Biotechnology誌2007年25巻9月号961ページの記事'Data page: Trends in biotech literature 2006'で紹介されたものです。本論文は、PAP1転写因子の過剰発現体のメタボロームとトランスクリプトームの統合解析によって、健康機能を有するフラボノイド生産遺伝子を網羅的に同定したものです。これは、メタボロミクスとトランスクリプトミクスを統合して、薬用成分の生産遺伝子を網羅的に明らかにした本論文の先駆性に、世界中が注目したと思われます。また、当該論文はThe Plant Journal誌に過去3年間に出版された全論文中の引用トップ論文にもランクされております。

また、本論文の斉藤グループディレクターが2004年に発表した別の論文は、2005年にも植物バイオテクノロジー分野での最頻度引用論文にランクされており、この分野における同グループの研究水準の高さを世界的なレベルで客観的に証明するものです。また、同時にメタボロミクス研究が植物バイオテクノロジー分野で大きな注目を集めていることも示しています。

引用情報: Data Page “Trends in biotech literature 2006”
Gaspar Taroncher-Oldenburg & Andrew Marshall
Nature Biotechnology 25, 961 (2007) doi:10.1038/nbt0907-961
http://www.nature.com/nbt/journal/v25/n9/full/nbt0907-961.html

論文情報:
"Functional genomics by integrated analysis of metabolome and transcriptome of Arabidopsis plants over-expressing an MYB transcription factor"
Takayuki Tohge, Yasutaka Nishiyama, Masami Yokota Hirai, Mitsuru Yano, Jun-ichiro Nakajima, Motoko Awazuhara, Eri Inoue, Hideki Takahashi, Dayan B. Goodenowe, Masahiko Kitayama, Masaaki Noji, Mami Yamazaki and Kazuki Saito
The Plant Journal, Volume 42, Issue 2: 218-235. doi: 10.1111/j.1365-313X.2005.02371.x

関連情報:
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2007092649601